郷土料理『笹寿し 』
2012年09月19日
◎材料45個分
米…1升
昆布(10cm角)…1枚
塩サバ …1匹
酢 …1カップ
甘酢生姜 …1袋
卵 …3個
砂糖 …大さじ1
塩…分量
焼き海苔…1枚
山椒の葉 …45枚
笹…90枚
〔合わせ酢〕
酢…1カップ
砂糖…大さじ6
塩 …大さじ1
◎ポイント
6月の田祭りの時や、おもてなし料理として福岡町地域に伝わる押し寿しです。
各家庭によって具が異なり、招待される側にも楽しみがあります。
また、新しい味として塩ザケや蟹身を使ったものもあり、この場合も酢に浸けておきます。
* 夏場は傷みやすいので早めに食べましょう。
こちらのレシピは、郷土料理研究家の堀澤 智恵美さんの作です。
下ごしらえ
・ 塩サバは薄く切り、Aの酢に浸けておく。
・ 甘酢生姜は細切りにしておく。
・ 卵はときほぐしてBで味付けして、軟らかめの炒り卵を作る。
・ 焼き海苔は2cm角に切っておく。(きざみ海苔のようにしてもよい。)
・ 笹は洗い、水気をふき取る。
・ 山椒の葉は洗い、水気をふき取る。
1.米を炊く
米は洗い、昆布を入れて少し硬めに炊く。
2.酢飯を作る
昆布を取り出して、合わせ酢を振りかけて混ぜ、冷ましておく。(夏場は酢を多めに使用する。)
3.おにぎりの形にする
45個の、軟らかめのおにぎりを作る。
4.笹に包む
手の上に笹を1枚広げ、3のおにぎりを乗せて少し平らにして、塩サバ・卵・甘酢生姜・海苔・山椒の葉の順に彩りよく乗せて包み、笹の葉をもう1枚敷いて包む。
5.重しをする
押し寿し用の箱に具を乗せた面を下にして並べて、重石をして2~3時間置く。