五位庄米は保育園でも食べられています。
文部科学省の食育「学校における食育の推進・学校給食の充実」の中に「近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化しています。
また、食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することも重要です。」という文章がありますが、保育園でそれを実践しているのが中西千賀子園長が率いる石動西部保育園です。
教室ごとに炊飯器があり、担任の先生が一人ひとりのご飯茶碗に五位庄米を盛られて、一緒に食事をされるそうです。
子どもたちの数が減少しているのにも関わらず、石動西部保育園の生徒数は年ごとに大きく増加していると聞いています。なぜかとお聞きした所、そこには保育園のとってもすごい取り組みと努力があったのです。
園児を大切に預かるために「ご飯を自分たちで炊いて、暖かいまま食べさせてあげたい」そんな思いやりがあったのです。
《中西千賀子園長先生のコメント》
『電気釜の蓋を開けると、ワーッと湯気が立ち、炊きたてのご飯のにおいが広がります。それだけで食欲がそそられます。
子ども達は白いごはんが大好き。暑い夏でも食欲が落ちません。
お米には、含硫アミノ酸が多く含まれていますので、ごはんと一緒にみそ汁(大豆食品)を摂取していれば、必須アミノ酸は欠乏しないといわれています。毎日おいしいお米を十分に食する子どもたちは元気一杯、やる気も一杯です。』
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